インタビュー紹介

【保険選び.com】野崎陽平

金融・保険業2014年10月07日

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車関係の仕事を経験した際に自動車保険を担当したことをキッカケに保険代理店として独立。個人で出来る限界を経験したことから南部自動車学校にて専属の保険販売員として従事。現在はバローミタス伊勢店、ベリー小俣店と2店舗を展開しています。現状の保険業界の問題とこれからの展開についてお聞きしました。


 

何のためにやっているんだろうって考えたときに出てきた答えが
「子どもが笑顔で居れるために」ということだった

 

—— 最初に今までの経歴を教えて頂けますか。

愛知県や地元の三重県で車関係の仕事を経験し、その時に自動車保険の担当をしました。そこを辞めるときに保険代理店として独立しようと思い、「そのためにはお金が必要だ」と運送屋に就職しましたが、1年勤めた時に腰を悪くしてしまい予定を早めて保険会社の研修生の制度を受けました。そして研修期間1年を経て、保険代理店として独立をしました。

 

—— 個人からのスタートだったんですね。

そうなんです。でも個人事業主として半年経った頃に個人で出来ることに限界があるなと思い始めたのと、あまり成績が良くなかったので、資金繰りの事ばかり考えるようになっちゃいました。もう、寝ていても起きていても頭の中がお金のことばっかりになってしまったんですね。そこで悩んでいる時に南部自動車学校が運営していた南部保険事務所に拾ってもらいました。当時保険の販売に力を入れていくということで一緒に保険の仕事を専属的にやっていこうとなりました。

 

—— そこから今の仕事になったんですね。

そうなんです。南部自動車学校の社長がおもしろい人で、入社して3ヶ月間特に何も言われなかったんです。今考えると、聞かない私もどうかと思うのですが、何も言われないので一人で外回りの営業などしていたら、3ヶ月後に「それでどうやってこれからやっていくの?」と言われ、「あれ?それって僕が考えて良いの?」ということになって。色々な方の助けを借りながら損害保険を中心に方向性を考えていきました。その後会社が新しい事業として、ライフサロンという保険ショップのフランチャイズを始めたんです。僕は損害保険中心だったので最初はあくまで外枠だけを手伝ったりしていたのですが、縁あってライフサロンの伊勢店に入り、そこの店長として保険ショップを始めました。

 

—— 現在お店はどういった方針で進めているんですか?

保険選び.comという看板がありますので、もちろん本部の方針を守りながら、伊勢店、小俣店は、より地域に密着したお店づくりを心掛けています。また、個人情報保護を含めたコンプライアンスも今までよりしっかりしたものが求められていますので、お客様の利便性やスタッフの仕事のしやすさを極力考慮しながら、法令に遵守した体制にしていきたいと考えてます。

 

—— こだわっていることは?

お店のインテリアやスタンスとしていつでもお店に入ってもらえるようにとは心がけています。完全な予約制ではなく買物の時にフラッと寄ってもらえるような雰囲気をつくれるよう考えています。後は子どもが気軽に入れるようにということですね。良いのか悪いのか子ども達だけが勝手に来て勝手に遊んで帰るということになってしまいました(笑)ちょっとした託児所になってしまっています(笑)
保険を選ぶ中で、何のためにやっているんだろうって考えたときに出てきた答えが「子どもが笑顔で居れるために」ってことでした。子どものために仕事をしているんだから子どもが来ても極力一緒に触れあえる方が楽しいかなと思っています。

 

—— 嬉しい時っていうのはどういった時ですか?

やっぱりどこも一緒なんだと思うんですけど、直接「ありがとう」って言ってもらえるのはうれしいですね。保険は形のあるものを売っているわけではないですし、なおかつ保険が役に立つのってその人に不幸があった時なので、そんなつらい時に「ありがとう」って言ってもらえるのは特別ですね。

また、同じものを同じ価格で提案していくわけですから、提案者の考え方って提案内容にすごく出るんですよ。もちろんお客さんの困っていることや希望していることを聞いて、それが解決できる方法を提案するんですけど、なかには色んな不安が多すぎる方もいらっしゃいます。
それをすべて保険で賄おうとすると保険料ばっかりが高くなってしまいます。販売者としては、その方が有難いのかもしれませんが、それはあんまり好きじゃないんですよ。

 

—— そういった場合はどういう話をされるんですか?

僕はちゃんと国の保障などを活用していけばそんなに不安じゃないんだよってことと、万一の時に保険ばかりに頼るのではなく、今から準備すれば保険で備える必要もない。さらには、そもそも、その万一にならないようにする努力もやっていこうよ。厳しいかもしれないけど、もっと頑張れよっていう考えが出ちゃうんですよ(笑)だけど、僕の話を聞いて、「そうだよね、その通りだよね」って、考えに賛同してくれると、ほんと嬉しいですね。

 

—— 保険で悩んでいる人って多いですか?

多いですね。やっぱりよくわからないという理由の人が多いです。説明を聞いたときは理解できても、一週間経つとわからない、と。正直、生命保険なんて、切羽詰まった状況がないと、みんなそこまで考えないですよね。相談に来られる人も更新が切れる直前に来る人や、病気しちゃってから来る人が多いのですが、出来ればもう少し早く来てもらえるといいんですけどね。考える期間も長くとれますし、年齢や健康状態にもよりますが、問題解決の方法も選択肢が増えますけど、直前だと続けるか、やめるかのどっちかになっちゃうケースが多くなります。

 

—— なるほど。

あと個人的な考え方なので賛否両論はあると思うのですが、やっぱりみんな保険に入りすぎだと思いますね。「なんでこんなに?」っていうケースが多いです。よく言っていることなんですが、「お金残すのも大切ですけど、生きている間にあなたとご家族に思い出残す方が大切じゃないですか?」と伝えています。その方が子どもにとってはいいんじゃないかなと思うんですよ。毎月5,000円下がったとして、その5,000円で家族のために出来るプラスオンの事って、結構あると思うんです。せっかく自分で稼いだお金だから、もっと有効に使ってほしいですね。

まぁ、今は収入が下がってしまって、保険料下げた分が単純に生活費にまわっている事も増えてきましたので、保険料を下げると同時に、お金を増やすという資産運用のご提案にも力を入れています。おかげさまで最近は紹介やクチコミが増えてきまして、知り合いに聞いて来ましたって人が多くなり、有難いです。

 

 

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短所が長所を伸ばすことで消えていけばいい

 

—— チームづくりについては心がけていることはありますか?

実は教育っていうのが苦手なんですよ。目指すゴールばかり教えてしまって、途中経過を説明できないんです。自分で工夫して理解してくれる人だと、その方が良いと思うのですが、そんな人ばかりじゃないですからね。この仕事ってスタッフそれぞれの考え方があり、それを変に矯正して、その人の良さを失ったら意味がないと考えてます。もちろんお店として、目指しているもの、人として改善した方がいい事とかは、その都度修正していきますけどね。出来れば、その人の良いところが、そのままその人のカラーとして育っていけば良いと考えてます。
長所と短所って表裏って言うじゃないですか。その人の短所を矯正していって、長所まで無くなってしまったら元も子もないので、長所を伸ばしていって、短所が見えにくくなれば良いかなって思いますよ。あまりにも効率が悪いとかあれば、もちろん話はしますけどね(笑)

 

—— セミナーも実施されていますよね

月1回くらいはできるようになってきました。最初は学資保険のセミナーでしたね。ご相談を受けていて「それでほんとにいいの?」って、こっちから問題を指摘して初めて気づく方が多かったので、それなら、入ってしまった後に悩むより、セミナーをして、加入する前に気づいてもらった方がいいかなと思って始めたのがキッカケです。今は、学資保険と生命保険と資産運用の3本ですね。自動車保険や火災保険のセミナーとかも、面白いんじゃないかなと思って、今考えています。

 

—— 代理店の数って増えているんですか?

個人のお宅でやっているところもありますので、大小含めると数は本当に多いですね。コンビニよりも数は多いんですよ。ただ、法改正や契約者保護から保険募集のルールが厳しくなっていくので、これから数は減っていくんじゃないかと思っています。ここ数年が生き残りの勝負の年ですね。

 

—— これからの展開については?

昔、保険金の不払いの問題があったじゃないですか。あの時って色々な原因があり、保険会社や代理店が悪い部分もあったんですけど、お客さん自身が保険に入っていることを知らずに請求をしなかったっていうのもあったんですね。さらに最近の問題は、特に高齢者で独居の方が亡くなった時に子供たちが自分の親が入っている保険を知らないっていうケースも出てきました。保険会社も「その人が亡くなったよ」っていう連絡が入れば動くのでしょうが、連絡がないと何も出来ませんしね。そこを私たちみたいなお店でカバーをしていかなければな、と考えてます。今は来店して頂くっていう形ですが、早いところ体制を作り直して、定期的にご自宅に訪問してお顔を拝見させて頂けるようにしなくちゃいけませんね。ただ、プライバシーが強い商品で、中にはご家族にも知られたくないっていう方もいらっしゃいますので、そういった場合はどうしようかなって悩んでますね。

あとは、思い立ったときにすぐに行ける場所にお店がある方がいいと思いますので、可能であれば至るところにお店があって、お客さんのご契約やご相談内容などは、どこのお店に行っても対応できるようにしたいですね。
今、そんなこんなで大きくやり方を変えていこうと考えてますよ。

 

—— 個人的にはどうですか?

もともと飽き性なんですよ。すぐ新しい事をやりたくなっちゃうんです。以前は車やスノーボードに興味を持ったことはあったんですが、今はさっぱりです。特に趣味といったものはないのですが、先月から懇意にしている同業の方と熊野古道を歩こうって、熊野詣りを始めました。先月からスタートして、これから月1回くらい歩こうと思っています。

 

 

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