インタビュー紹介

【伊勢をあなたに届け隊】松島史 中村葵 佐藤祐也

大学2015年07月27日

伊勢をあなたに届け隊

「伊勢をあなたに届け隊」は皇學館大学へ通う4年生の松島さん、中村さん、佐藤くんが活動しています。皇學館大学の岡野裕行先生を代表に据え、FAAVO三重を活用してフリーペーパー制作のクラウドファンディングにチャレンジしました。30日間で264,000円の支援金を集め、5月からフリーペーパー「ふあゆ」の取材・制作を開始。7月27日に無事発行を迎え、プロジェクトを終えた3人にお話を聞きました。


 

このフリーペーパーを通して地元に貢献したい

 

—— フリーペーパー制作を終えて、今の率直な感想を聞かせてください

松島 寂しさと安心感が混ざった気持ちです。自分の興味があることについて自由に動ける時間はこれからそう多くはないと思うので、今回四年生でフリーペーパー制作を経験でき、学生生活の良い締めくくりができました。

中村 始めたときは不安でいっぱいでしたが、今は無事取材を全て終えることができて一安心しています。自分たちが作ったものがフリーペーパーという形になり、たくさんの方々に見ていただくのが楽しみでワクワクしています。

佐藤 地元で働いている方は、私が思っている以上に住んでいる地域に貢献し、盛り上げていきたいという気持ちが強いのだなと感じました。同じように地元で働いている方同士が繋がり、地元を盛り上げようと活動していることに驚かされました。

 

—— どんな想いでこのプロジェクトを行いましたか?

松島 就職活動が始まったとき、いきなり学校から放り投げられたように感じ、とても不安でした。社会に出ている方がどんな考え方を持っているのか知りたいと思い参加しました。また、自分と同じような気持ちの人にも知ってもらいたいと思って活動していました。

中村 普段読んでいる雑誌がどのようにして作られているのかということを経験してみたいと思い、参加しました。また、実際に仕事をしている人たちにお話が聞くことで自分のなかの「仕事」というものの価値観が変わるのではないかと思いました。

佐藤 最初は就職活動を行う上で地元にはどんな仕事があるのだろうか、実際に自分たちでフリーペーパーを作ってみたいなと考えていました。しかし、取材を重ねるうちに地元で働く方々の姿勢や想いを生で感じて、自分もこのフリーペーパーを通して地元に貢献したいという強い想いが生まれました。

取材

 

支援していただいた方に本当に感謝しています

 

—— プロジェクトで大変だったことは?

松島 記事の作成が一番難しかったですが、書くことは好きなので大変には感じませんでした。フリーペーパーを作るにあたって必要な資金をクラウドファンディングで支援してもらうことがとても大変でした。目標金額に達成しなければこのプロジェクトを進めることができなかったので、支援していただいた方に本当に感謝しています。

中村 どのように質問すればこの人の魅力を引き出すことができるのだろうと考えながら取材を進行していくことが大変でした。取材が終わり、原稿にするときも全部載せたいけれど文字数が多くなってしまうと悩むことが多かったです。

佐藤 どんな想いでどんな風に働いてらっしゃるのか、それをうまく引き出すことができなくて不安と焦りに押しつぶされそうでした。そんななか、取材させていただいた方々や一緒に取材した仲間の温かさに助けられ、無事にお話を聞き、記事を完成させることができました。

 

—— 取材先で聞いた話で印象に残っている言葉はありますか?

松島 「本当にしたいことには迷いは起こらない」遠藤美和さんの言葉です。迷うということはそのことに対して自分の気持ちが100%向かっていないことなんだと聞きました。迷ったらやめる、でも最初からできそうにないと諦めないことをこれから軸として持っていきたいなと思います。

中村 山口製麺さんを取材させていただいたときに聞いた自分の「ものさし」を作るというお話が印象的で、このお話を聞いたあと自分のなかの「ものさし」というものを意識するようになりました。

佐藤 取材させていただくなかで何度か聞いたのが、若い人たちに地元で働くことも考えてみてほしいということでした。若い人たちが外に出て行ってしまったら、地元の人たちが一生懸命続けてきた仕事を残していけなくなってしまう。せっかく魅力ある仕事が地元にもあるのに、それを途絶えさせてしまうのはもったいないと感じました。

地域貢献

 

自分なりの「働く」ことの意味を見つけたい

 

—— 地方を盛り上げていくために、どんなことが必要だと思いますか?

松島 新しい意見を受け入れる環境を先に作っておくことが必要だと思います。そうすれば、盛り上げるための考えを持っている人が発信しやすくなります。地元に残る伝統とこれから作っていきたいものを組み合わせることができたら良いなと思います。

中村 このフリーペーパーを通して、まずは地元のことを地元の人たちが知って、興味を持つということが大切だなと感じました。私たち自身が地元のことを知っていないと、お勧めすることも発信していくこともできないということに気がつきました。

佐藤 今地元で働いている人たちが地元のためにいろいろと頑張るだけではなく、これから社会人になる学生たちが地元の仕事に興味を持ち、実際に働きたいと思うように、地元で働くことの魅力を伝えていくことが必要だと思います。

 

—— この経験を社会でどう活かしていきたいですか?

松島 さまざまな業種の方にお話を伺うことができ、すごく貴重な経験をさせてもらいました。私一人の人生は一回しかありませんが、皆さんのお話を聞き、想像することで12通りの人生を少し歩ませてもらいました。社会人になったときにこの経験が支えになると思います。

中村 人から話を聞き、それを発信するという経験も活かしていきたいですが、取材するなかで何度も聞いた社会の先輩方の「働く」とはどういうことかというお話を思い出しながら、私も自分なりの「働く」ことの意味を見つけたいと思いました。

佐藤 フリーペーパーを作るという経験は大学生のうちになかなかできるものではないと思います。実際に働く上でもこの経験を活かしていきたいです。そして、取材を通して知ったたくさんの地元の魅力を多くの人に伝えていけたら良いなと考えています。

大学生

 

—— 最後に、どんな人に読んで欲しいか教えてください

松島 学生、特に高校生・大学生に読んでもらいたいです。状況は変わってしまうかもしれないですが、いずれ社会へ出ていくときが来ると思います。その前に、働いている人が考えていることや仕事に対する想い、また仕事は大変なことばかりではないことなどを、記事を読むことで自由に何かを感じ取って貰えれば良いなと思います。

中村 将来社会に出ていく学生のみなさんに読んでもらいたいです。他にも、「地元の魅力は?」と聞かれたときに地元について語ることができなかった方にもこれを読んで魅力を再発見してもらえたらいいなと思います。

佐藤 地元で暮らすすべての方々に読んでいただきたいです。このフリーペーパーを通して、地元ではこんなこともしているのか、これは自慢できるなと感じていただきたいです。特にこれから社会人になる学生たちには、地元で働きたいと思うきっかけになれたら良いなと考えています。

 


伊勢をあなたに届け隊(代表/岡野裕行)
三重県伊勢市神田久志本町1704番地
皇學館大学文学部国文学科 岡野研究室
0596-22-6385
Facebookページ

 

ページトップへ