インタビュー紹介

県立四日市商業高校の生徒がチャレンジする「三重まなびや」

コラム2015年11月08日

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10月31日に県立四日市商業高校の生徒たちがオンラインショッピングモール「三重まなびや」をスタートしました。「まなびや」とは、城南静岡高等学校が2001年に開設し、情報教育の一環として注目される学生ネットショップの先駆けです。

城南静岡高等学校のまなびやは、学生自ら営業や出展募集を行い、展開商品は県内のみならず全国へと拡大。今や年間約150万アクセスにも及ぶショッピングモールとなっています。この取り組みが共感され、2007年以降は佐賀県立佐賀商業高等学校が「さが学美舎」、佐賀県立唐津商業高等学校が「からつ学美舎」を次々と開設します。

企業と学生が共同でオンラインショッピングモールを運営する産学一体型研究授業として、まなびやを通じて将来の人材育成を目指しています。

 

サイト運営はすべて学生が担当

 

四日市商業高校

オンラインショッピングモールの管理に必要な契約、撮影、サイト作成・更新はすべて生徒たちが担当。モールの社長は生徒に任され、城南静岡高等学校のまなびやは14年間守られ続けてきました。今や15代目のスタッフとなり、四日市商業高校にもこれから同様のプラットフォームづくりが期待されます。

四日市商業高校は、3年生の22人が運営に携わり、運営に必要なスキルを講習で学んできました。10月31日の開始に合わせて、オープニングセレモニーを実施。8社の商品販売と4件の広告掲載が発表されました。

 

注目される学生とのコラボレーション商品

 

福岡県の唐津商業高校が運営する「からつ学美舎」を通じて誕生したオリジナル化粧水の「松ゅらゆ」は10ヶ月で約6500本、1,000万円を売り上げて、学生オリジナル商品の皮きりとなりました。同様にまなびやでは他のエリアでも高校生のオリジナル商品が続々と登場。話題性のある商品ができることで、地元の素材や取り組みが注目されるようになります。

三重大学では、学生がインターンシップの一環として地元酒造会社とコラボレーションしたオリジナル日本酒の販売を発表しました。もしかしたら、三重まなびやからもこれから企業とのコラボレーション商品が誕生することになるかもしれません。

 

学生時に行うビジネス体験の重要性

 

産学連携

後に閉鎖することにはなりますが、城南静岡高校を卒業して大学進学をした有志により、2007年には「学美舎KOFU店」が開設されました。高等学校でよりリアルなビジネスを経験したことで、進学後や就職後の働くことに対する意識の変化を感じることができます。また、今までに比べ、このような取り組みに興味を示す学生が増えてきています。城南静岡高等学校では、このオンラインショッピングモールの導入後から大幅に大学進学者や同校への進学希望が増加したそうです。

新事業の創出や地域活性の施策として教育機関と民間企業が連携をとって進める「産学連携」。四日市商業高校の「三重まなびや」も三重県の活性と新しい人材の創出を目指す取り組みとして注目されています。

 

他県の運営サイト

 

 

 

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